788人が本棚に入れています
本棚に追加
『あんた誰?何人?
日本人ぢゃないよね?』
少年の顔をまじまじと
遥は見つめた
『何人だろー
まぁ日本人じゃないね』
少年が少し考えるように
答えて遥を見た
『ねぇ?これって夢?』
遥が横たわる自分を見て
少年に聞いた
『夢じゃないよ。現実だよ』
『嘘・・・』
『宮崎遥は16歳で
死ぬ運命だったんだ』
少年は至って
普通に言い放った
『運命?』
遥は呆然と
少年を見つめていた
最初のコメントを投稿しよう!