運命の日

2/6
788人が本棚に入れています
本棚に追加
/176ページ
『遥!起きなさい』 朝から いつもの声が響く   シャーーッ 『うーっ 眩しい・・・』   開いたカーテンの 隙間から朝の光りが 容赦なく降り注ぐ   たまらず 布団を被った遥に しかめっつらの母親が 布団を奪った   『いい加減にしなさい』   遥は面倒くさそうに 母の親の顔を見た   怒ってる・・・   いつものごとく 怒りマークをつけた母親に 威圧され 遥は渋々 のそのそと ゆっくり起き上がった それを見届けると 母ゎ嬉しそうに 部屋を出た   『天気いいなぁ』 遥ゎ窓に目を向けて 眠い目をこすりながら呟いた   窓には青い空 キラキラと部屋に 差し込む日の光り   運命の日も いつも通りの朝だった。。
/176ページ

最初のコメントを投稿しよう!