分かれ道

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『あーけーみー!』 遥の明るい声が 道いっぱいに響いた   眩しい朝の光りの中 明美が振り返った 遥たちを見つけると 笑顔で手を振った   信号の色が 青に変わったと同時に 遥が笑顔で翼を見た   翼は笑顔で ブレザーを 掴んでいた手を離した   遥は眩しい光りが 反射する中で 明美の方に向かって 元気よく横断歩道を 駆け出した   その後ろでは 翼と祐樹が話しながら 横断歩道を渡り始めた
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