5人が本棚に入れています
本棚に追加
それから数百年後のこと。
いつものように食料調達の為に出て行った男たちが、血相を変えて帰ってきた。
「うわぁー」
「助けてくれー」
それぞれが叫び声を上げ、走り回る。
その異様な光景に村の皆が目を剥いていた。
「男共ッ!落ち着けッ!」
突如に響き渡る、有無を言わせない凛とした声。
「長……」
皆が振り返ったその先には(彼女が言うには着物と言う)異国の服を着くずした美しい女性が居た。
最初のコメントを投稿しよう!