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4番に関しても、チームを引っ張る最強のバッター。いかなる場面でも必ず突破口を開いてくれる。
だがこの二人は荒削りでまだまだ任せきる事が出来ない。
しかし伊達ならその代役がこなせるかもしれない。
伊達には弱点らしい弱点は無く、1番に起用しても、4番に起用しても、おそらく申し分ないだろう。
しかし伊達は1番や4番ではなく、間違いなく3番タイプ。
だから迷っているのだ。
「でも試合は明日よ。間に合うの?」
「なんとか間に合わせるよ。ほらっ南野も練習に戻れ。」
「分かったわよ。それじゃ。」
「ふぅー。疲れた。」
練習中もずっと考えていたが結局決まらなかった。
そして決まらないまま・・・・・。
試合当日。
午前7時
「おはようございます!!」
「あぁ。おはようさん。」
会議室に全員集まった。
「それじゃ、まずはオーダーを発表する。」
ホワイトボードに名前を書いて行く。
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