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午前9:00
グラウンドでは両校が整列している。
「それではこれより聖神代女学園と浜岡中学の練習試合を開始します!!」
「お願いします!!」
「なお、主審は公平にする為、隣街の野球用具店から坂木店長さんが来てくれた。坂木さんは元プロ野球選手だ。」
俺は主審の坂木店長の自己紹介を軽く話す。
その後、ベンチに引き下がる。
浜岡中学ベンチ
「よ~しお前等。最初から飛ばして行け!!遠慮はいらん!!それと町田!!分かってるな。」
「ハイ!!俺達は負ける訳には行かない!!」
「よし!!行ってこい!!」
聖神代女学園ベンチ
「よし、皆良く聞いてくれ。この試合は俺達にとって初めての試合だ。でもだからといって気負いすぎるなよ。何も勝てと言ってる訳じゃない。自分達の力がどんなものか、それを確かめてくるんだ!!」
「なんだよそれ。相手は中坊だぜ!!」
「上戸。アイツらを甘くみない方がいいぞ。間違いなく今のお前達より・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・格上だぞ!!」
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