記憶と空白

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冬の寒空、凍える手足 手を振り送り出す風景をよく見る朝 朝日の光が気持ち良く感じ、寒さが和らぐ一瞬 なぜか、昔を思い出す 記憶がない年があることに気付く頃 めの前を、走る車の音で現実に戻る。 街中を歩きながら、再び記憶がない年を思いだそうとする。 いろいろな思い出がよみがえり始め、ふと涙が落ちる。 でも、空白の年がある。 いつの間にか、昼になっていた 食欲もでてこず、注文した料理を眺めている。 暫く居座り、落ち着くのを待った。 空白の年のことは 思い出すことができない。 空白に縛られ いつも考えるようになってしまった。 無駄だと知りつつも。
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