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「よろしくな。んで、えーと…。由未で良いか?」
「え、あ、はい。」
「由未は何時も此所に居るのか?この時間帯に…。」
「はい。放課後はいつも音楽室でピアノを弾いて歌ってます。でもまさか…聞こえてたなんて…////」
由未はそう言って、頬を桜色に染めた。
「す、鈴川くんは今日はどうしてこの時間まで?」
「知也で良いぜ?あと、敬語もナシ。同い年なんだから。」
「け、敬語は癖なんです。ゴメンナサイ…。」
知也の言葉に、由未は頭を下げ謝罪した。
「い、いや。じゃあせめて知也って呼んでくれよ。名字呼びは慣れねぇから💦」
知也は慌てて言った。
そんな知也に、由未は首を傾げて言った。
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