第1話 出会い

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親の記憶はない、気付いたらずっと独り…… 寒い冬の日―― 真っ白な雪の上、凍えるわけでもなく、ただただ座っていた。 まるで物の様に置かれた僕に誰が気を止めるだろうか? いやきっと目にも入ってないだろう、そんな時代だった。 僕は自分のこの先はどうなるのか位は分かっていた、幼いながらに【死】を覚悟してた…… そんな僕に気付いてくれた人がいた。
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