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才蔵「既に敵陣営に我が真田忍を放っております。
いつでも指示通り動きます」
昌幸「織田軍は策略には劣っておるようですな。
いとも簡単に隠す事が出来ましたので…………」
ニヤリッと昌幸は微笑んだ。
一忠「では景勝様!
突撃の命を拙者に!!」
景勝「…………………
一忠、お主にニ千の兵を与える。
見事敵を切り崩せ!!」
景勝は突撃の命令を与えた。
一忠「ははぁ!!!!」
一忠はすぐさま兵を率いると馬に跨り糸魚川を渡り始めた。
だがそれはすぐに織田軍にも伝わった。
成政「小島一忠の軍勢がこちらに突撃したか!
全軍槍・刀を構えよ!
弓隊と鉄砲隊は狙いを定め放てぇぇーー!」
指示を受けた織田兵達はすぐさま矢・弾を渡河する一忠達に向けて放ち始めた。
ビュン!!
ビュン!!
ビュン!!
バーン!!
バーン!!
バーン!!
一忠「こざかしいわ!!
全軍この程度の攻撃で死する事は許さぬぞぉぉ!!!!」
一忠のその一言で後ろに続く上杉兵は怒涛の勢いで進軍速度を速めた。
一忠は自身の槍を振り回し矢を弾き、幾つもの鎧で弾を受け止めた。
その勢いで川辺にもう後僅かの所まで迫ってい
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