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駅に着いて、そのおじさんは警察と一緒にどこかへ消えた。
本当に恐かった…。
あ、さっきの人!!
早紀は助けてもらった男の子の元に駆け寄った。
「あの、さっきは本当に…ありがとうございました!!」
ー…反応がない。
「もしよかったらお名前教え…」
「龍哉」
まだ言い切ってないのに返事が帰って来た。
「え、ぁ…お例っていうかその…」
「別にいいから」
龍哉と名乗った男の子はそそくさと行ってしまった。
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