プロローグ

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僕の目の前には、いわゆるSM……女王様のコスチュームをした佑美が仁王立ちしていた。右手にはムチを持ち楽しそうに振り回している。 僕はその前でひざまずき佑美を恐る恐る眺めていた。なんてこったぁ~~~ 「なぁ、佑美……」 その瞬間 《ピシッ》 ムチが僕を容赦なく襲った。 「和久、佑美じゃないでしょ! 女王様とお呼び!」 「勘弁してくれよ~悪乗りもほどほどに……」 《ピシッ》 「シモベは口答えしない! オーホホホッ」 佑美は高笑いしながら、ムチを振り回した。 どうして、こんなことになったのか(T-T) これには、深~~~~~い理由があるわけで。
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