下着と水着と僕（立て込んでいます編）

プロローグ

僕【福部和久・ﾌｸﾍﾞｶｽﾞﾋｻ】は、エロアパート……いや、家具付き１Ｋアパートに住んでいた。

しかし、夜な夜な薄い壁ごしに聞こえてくるニャンニャン声と酔っ払って勝手に部屋に上がりこむ風俗のお姉さんに嫌気がさし、引っ越しを決意したのだがお金がない……

そんな時、学生時代からの悪友・神宮寺孝行の親戚である【吉川佑美・ﾖｼｶﾜﾕﾐ】とのルームシェアを勧められた。

しかし、女性恐怖症の僕が夜の仕事をしている佑美と一緒に住むなんて考えられなかった。

ただ、お金の問題もあってニ・三ケ月の我慢と自分に言い聞かせ、佑美とのルームシェア生活を始めることにした。

そんな僕と佑美は色々な経験をしてきたことによって、ついには結婚へ。

－－あれからニ年の月日が流れた。