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「ふぅ…」
ガチャリと開けた金属のドアの先には荷物しかおいてない綺麗な部屋
部屋から漂う臭いが畳の香りでその部屋の住人に新鮮さを覚えさせた
「ん…?」
何もすることもなく、寝転んでいると聞こえる何かが弾む音
「バスケ…?」
部屋にいた登は寝転んだ体を起こし、小さな木枠の窓を開けた
「ん?」
視界に映ったのは高校生くらいの少女とその少女を傍らで不安そうに見つめる小さな少年達…そして、少女に向かい合う形で立つ体躯の大きな筋肉質の男が映った
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