~春の贈り物~

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「あのぉ…」 その時、眼鏡をかけたひ弱そうなスーツ姿の少年(登)が声をかけた 「なんだよ」 男は楽しみを邪魔されて舌打ちをしながら男を見る 「僕も…あなたと戦いますよ…コートを好きに使いたいんで」 「はぁ?」 登が言うと男は腰に腕をあてる 「だから…あなた、コートに入って下さい、あなたと勝負するんです」 登が言うと 「あっはっはっは‼いいぜ、負けたらお財布君にしてやるよ‼」 笑いながらコートに入った 「んじゃぁ…いきますよ」
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