~春の贈り物~

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翌朝… 自然環境の良い所なのか、小鳥のさえずりさえ聞こえる 朝日が気持ち良い中で登は起きた 「うぅ…ん…」 ぐっと大きく手足を伸ばし、太陽の光をしっかりその体で受け止める 「今日…から大学だぁ」 いいながら準備した私服に着替える 「そういやぁ…昨日大家さんが…」 『あなたと同じ大学に新入生としていくこがいるから、一緒にいってあげてよ、お互い新入生なんだしさ』 「とかあつかましくいってたっけ」 思い出しながら笑うと、そのまま玄関を出た 「んで…どこだ?」 辺りを見渡すと、なんとなくいわれた女性っぽい少女が立っていた 「あ…いた…」 登は姿を視認すると、走って少女の元へ向かった 「「あぁ‼‼‼‼」」 お互いが顔もわかる距離まで来て、お互いを指差しあった そう…紛れもなく昨日会った少女だったのだ
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