~サマー!ヘイサマー!~

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しばらくしてから目を覚ました僕の目の前にはふたぁつのボール… つかもうと手を伸ばした… ムニュッ 「へ?」 「変態!!!!」 ゴスッ 痛みに耐えながら起きると顔を真っ赤にした伊純先輩がいた 「あぅっ、すみません、先輩」 「全く…人が親切にも遊園地の時のようにしたげたのに…」 伊純先輩はものすごい怒った表情してる…けどなんかかわいい 「ご…ごめんなさい…ボールが見えたから…」 「ボール…?」 「先輩の胸でした…」 バッチーン あ、なんか頬が痛いし首がちぎれんばかりに回ったぞ 「変態」 それだけ言うと伊純先輩は走り去った その後全員にものすごい変態扱いされたのは言うまでもなく、ちょっと事実がねじ曲げられていたのは伊純先輩のパワーだと直感した
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