色褪せてしまいそうな、あの日の君の笑顔
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アイツは・・・・華楠は出会ったときから体が弱くて、ベッド上にいることが多かった。 華楠が言うには小さい頃から病弱で友達もいなかったらしい。 そんなアイツと俺が会ったのは中学のとき、浜田の見舞いで、アイツがフラフラ病院内を歩いているときだった。 「お前、大丈夫?」 「え・・・?あ、はい・・・・大丈夫です」
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