色褪せてしまいそうな、あの日の君の笑顔

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              俺が声をかけたアイツの顔は青ざめていて、何故かほっとけなくて、俺は華楠を病室まで運んでやったんだ。     そのときのアイツ、マヂ軽くて・・・風船にくくりつけたら飛んでいくんじゃないかってくらい・・・     運んでやったら華楠は申し訳なさそうに笑ってた。     それから俺は何度も華楠のところに足を運んだ。     俺は華楠に一目ぼれ、してたんだ。     それは華楠も同じだったみたいで、俺たちは俗に言う彼氏彼女になった。        
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