田中由美子~file1~

12/17
前へ
/49ページ
次へ
オレは仰向けの由美子に優しくキスを繰り返した。 あえて舌を入れないのは向こうから来るのを待っているからだ。 「由美子……可愛いね、大好きだよ。」 まだ、何も起こさない彼女にキスを4回に分けた。 上唇、下唇、そして少し開いた唇に軽く舌先を絡ませて、最後に長めのキスだ。 (どうだ?) ……ここまでやってやっと由美子の舌先がオレの唇に触れた。 オレは一度離れて、由美子に微笑み、今度は大人のキスを味わい始めた。 チュパチュパ、クチュクチュと絡み合う舌と唇は気持ちを増幅する卑猥な音だ。 由美子の左手はオレのクビを抱き、右手はオレの左手で指を絡める。 オレは舌を絡めながら、唯一自由な右手の指先で服の上から由美子の胸を触った。 ゆっくり弧を描いてから膨らみに指を伝わす。 気づかれないように見た由美子の顔は少し赤くなっていた。 耳、首筋、唇に舌とキスを絡ませながら、ボタンを外した。 「由美子…大好きだよ。」 オレは耳元で囁き軽く耳たぶをかんだ。 「んっ、あっ……、アキ…。あっ……ちょっ……」 オレは由美子の反応にあわせてブラのホックをはずした。「……んっ?由美子……。反応が可愛いね…。」 オレは由美子のブラをずらさずに胸に手を当てて優しく揉んだ。 わざわざずらす必要はない。ゆっくり揉むうちに少し固くなった先端は指先に当たり始める。 改めてキスをしてじっくりと唾液絡ませた後、舌は首筋をゆっくりと伝わせた。 予想よりも大きめだったその左右の膨らみを右手の指先と唇と舌先で味わう。 指先に感じる突起をつまむと由美子のため息まじりの声が漏れた。 舌先と唇は音をたてながら膨らみのみを味わう。先端にはあえて向かわなかった。 「由美子………。」 オレは由美子の顔を見上げた。 「んはっ……ん?」 由美子は赤い顔でオレを見た。 オレは由美子の目を見つめながら舌先だけで薄紅色の先端を転がした。 「んん………。」 由美子の恥ずかしそうな顔がイヤラシサを増す。 「くすっ……。可愛いね。チュパ、ペチョ、ジュルジュル、プチュ、ジュルチュパ、レロ、チュパ…。」 今度はわざと音をたてて先端にしゃぶりつき、甘噛みで刺激する。 卑猥な音と控えめな由美子の声しか部屋に音はなかった。 オレは由美子の胸と恥ずかしそうな声を楽しみながら右手を下へ滑らせた。
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

114人が本棚に入れています
本棚に追加