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初めての戦闘
俺とエインはノール街から出てすぐにあるレイドの森へ入った。
エイン「このへんはモンスターだけじゃなくてトラップも多いから気をつけてね」俺にそう注意した……が……。
その刹那……ヒュンと何かが引っ掛かる音がした。
エイン「ふぇ?きゃあああ」
注意したエイン本人が罠に引っ掛かり木に逆さ吊りになっていた。
和也『エイン大丈夫かww?』
俺は噴き出しそうなのを必死で堪えて聞いた。
エイン「うわぁぁん大丈夫じゃないわよ助けてよ」
和也『はいはい分かったから大人しくしてろよ?今助けるからな』
俺は腰にさげた剣を鞘から抜く。
エイン「有難う。……!?和也後ろ!?」
エインは急に表情を青くした。
和也『えっ?うわぁ!』
後ろからモンスターが突進してきた。
エイン「和也大丈夫?」
吊るされたまま心配するエイン。
和也『痛っ……なんとかな。悪いがエインお前を助けるのはコイツを片付けてからになるようだ。』
目の前には猪みたいなモンスターが一匹。俺にとっては初の戦闘だ。
エイン「うん。」
和也『よし行くぜモンスター!』
俺は剣を構え直す。正眼の構えだ。
猪はこっちに突っ込む気が満々らしく鼻息を荒くし地を蹴った。
和也『早っ』
なんとか反応し剣でガードした。だが猪の力はとてつもないもだった。
ギリギリと迫る猪、俺の剣は嫌な悲鳴を上げて震えている。このままでは……。
エイン「補助魔法パワーアップ」背後からエインの声が聞こえた。その声と共に俺の全身から力が溢れてきた。
チャンスと思い猪の攻撃を弾き体制を整え切り返した。
なんとか猪を倒した。
和也『ふー危なかった~有難うなエイン』そう言いエインを罠から助ける。
エイン「いえいえ。つーか補助がなかったら危なかったね~」
和也『ああ』
エイン「和也は戦闘に慣れてないの?」図星を突かれた。
和也『グッ……実はそうなんだ。///』
エイン「なんだ~それなら早く言ってよ~」
和也『恥ずかしくてな。』
エイン「可愛い~」
和也『うるせ(ところで作者よ……この頁で紹介するハズのステータスはどうなった?)』
そんなのは知らん戦闘シーンダケでも一苦労なのに贅沢言うな。
和也『(そんなのは読書様達に失礼だろうがクソ作者め)』
いつか書くよ。アホ主人公。
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