初めての戦闘

4/5
前へ
/166ページ
次へ
『ところでさ……卵焼きに何入れたの(汗)?』 普通は緑色になるはずがない。とゆうよりどうやったらなるのか知りたい。 「えっとまずメロン」 『ちょっと待てその時点で卵焼きじゃねえ』 「えーっ(`д´#)」 『えーっじゃない。他に何入れた?』 「みりん、味噌、醤油、辣油、料理酒、ジャム、辛子、ワサビ、生姜」 『待て、俺をハザード落ち……じゃなくて。また三途の川に旅立たせる気か?また花畑を見なきゃならんのか?』 モンスターに殺される前にコイツの料理に殺されるな……。 「そこまで言わなくてもいいじゃん(`ε´)」 『いや……言わないとマジで危ないからな。』正直コレは料理ではなく謎の危険物体Xだ。 「(○`ε´○)」 『むくれても駄目なもんは駄目なの。エインは調味料のさ・し・す・せ・そ・を知ってるか?』 「知ってるよ常識だもん。」 『へー?言ってみてよ?』当たる訳がない。 「砂糖、生姜、酢味噌、ソース」 『砂糖以外全滅……つーか……せが飛んでる』 「!?じゃあ和也が言ってみてよ」 『ナメられたものだな。砂糖、塩、酢、醤油、味噌だ』 「せが何で醤油なのよ?」 『せいゆってやつが醤油なの』 「///し……知ってるわよ」 知らないだろ?とツッコミを入れたら確実に反撃で天国に飛ばされるのでやめた。 「もう(怒)乙女に恥をかかせた罰として卵焼きを残さず食べなさい!」 『な……何で?』まずい……こんなのを食べたら二度とこっちへ戻ってこれない。逃げなくては。 俺は素早く立上がりその場から逃げようとした……が。 ガシッ 「逃がさない」俺の足を掴まえて離さない。 うんやっぱり捕まってしまった。お婆ちゃん今からまたそっちに向かうよ(涙)。 そのまま口の中にXを投げ込まれる。 しばしの沈黙……。 『さ よ う な ら 』昇☆天 「向こうはどんな感じか教えてねー」 そんな声が聞こえた。川の向こうで婆ちゃんが手を振ってる。 婆ちゃん今行くからー。待っててー。本日二回目の対面であった。
/166ページ

最初のコメントを投稿しよう!

365人が本棚に入れています
本棚に追加