365人が本棚に入れています
本棚に追加
『ところでさ……卵焼きに何入れたの(汗)?』
普通は緑色になるはずがない。とゆうよりどうやったらなるのか知りたい。
「えっとまずメロン」
『ちょっと待てその時点で卵焼きじゃねえ』
「えーっ(`д´#)」
『えーっじゃない。他に何入れた?』
「みりん、味噌、醤油、辣油、料理酒、ジャム、辛子、ワサビ、生姜」
『待て、俺をハザード落ち……じゃなくて。また三途の川に旅立たせる気か?また花畑を見なきゃならんのか?』
モンスターに殺される前にコイツの料理に殺されるな……。
「そこまで言わなくてもいいじゃん(`ε´)」
『いや……言わないとマジで危ないからな。』正直コレは料理ではなく謎の危険物体Xだ。
「(○`ε´○)」
『むくれても駄目なもんは駄目なの。エインは調味料のさ・し・す・せ・そ・を知ってるか?』
「知ってるよ常識だもん。」
『へー?言ってみてよ?』当たる訳がない。
「砂糖、生姜、酢味噌、ソース」
『砂糖以外全滅……つーか……せが飛んでる』
「!?じゃあ和也が言ってみてよ」
『ナメられたものだな。砂糖、塩、酢、醤油、味噌だ』
「せが何で醤油なのよ?」
『せいゆってやつが醤油なの』
「///し……知ってるわよ」
知らないだろ?とツッコミを入れたら確実に反撃で天国に飛ばされるのでやめた。
「もう(怒)乙女に恥をかかせた罰として卵焼きを残さず食べなさい!」
『な……何で?』まずい……こんなのを食べたら二度とこっちへ戻ってこれない。逃げなくては。
俺は素早く立上がりその場から逃げようとした……が。
ガシッ
「逃がさない」俺の足を掴まえて離さない。
うんやっぱり捕まってしまった。お婆ちゃん今からまたそっちに向かうよ(涙)。
そのまま口の中にXを投げ込まれる。
しばしの沈黙……。
『さ よ う な ら 』昇☆天
「向こうはどんな感じか教えてねー」
そんな声が聞こえた。川の向こうで婆ちゃんが手を振ってる。
婆ちゃん今行くからー。待っててー。本日二回目の対面であった。
最初のコメントを投稿しよう!