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俺は我が目を疑った。
さっきまでパジャマを着ていたハズだった……だが今の俺の服装はゲーム内に出てくる鎧だった。
和也『ちょっ……ww俺何でコスプレしてるんだ?』
そんなハズないと思った……明らかに非現実的だから。
しかし……
和也『これでヒロインが助けて~って出て来たら確定だなww』と軽く構えていた。
?「助けて~」女の子の助けを求める声がした
和也『まさか∑(゜д゜)』俺はゲーセンによく居る振り向き厨の如く振り向いてしまった。
振り向くと女の子は山賊らしきものから逃げていた。
和也『とりあえず助けないとな……でも装備が……』
装備
武器…しゃもじ
盾…お茶碗
鎧…サンドウィッチマンみたいなやつ
足…革のサンダル
和也『ちょっ……wwありえなすwwこんなんでどうやって勝てと?』
俺はこんなふざけた装備で勝てる見込みがあるのかと思った。
和也『仕方ないこうなったら。アレを使うか……』俺としてはあんな恥ずかしい技使いたくなかった。
俺は彼女の元へ向かい奴にこう言った。
和也『待て!!』
山賊「何だお前?(゜д゜)」山賊はこっちを見た。
和也『こっち見るんじゃねぇよ。その子から離れろ変態』
山賊「いやむしろお前の格好が変態チックだ」そうだな
和也『もう一度言う彼女を離せ』
山賊「変態に言われても困る」真面目な顔をして言われた
和也『この際変態も何も関係ねぇよ。必殺技をおみまいされたくなきゃ彼女を離せ』この格好で言っても笑いしか出ないが……
山賊「その通報されそうな格好でやれるもんならやってみな」
和也『いいだろう……食らえ必殺……』
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