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とにかく寝てばかりでも身体に毒なので。俺はベッドから身体を起こすことにした。
和也『よっこらせと。そろそろ準備するか……』
俺は近くに置かれたミランダさんのお手製の服のセットと、エインが友達からおねだりして貰ってきた武具を装備した。
今更ですが装備をステータスは次の頁で(笑)。
名前…【和也】
武器…【ブロードソード】
衣服…【ミランダの服】
腕【アイアンバングル】
鎧…【皮の鎧】
靴…【皮のブーツ】
アクセサリー【なし】
それを装備し終えた俺はフムと考えた。
和也『(ミランダの服って固定装備で風呂や寝る時以外外せないんだな……そんなことより……いよいよ旅立ちか~ワクワクするぜ)』
エイン「和也用意出来た?」
そう言いエインは扉からヒョンと顔を出した。
和也『ああ入ってくれば?』
シュンとしたエインは部屋に入り頭を下げた。
エイン「うん……そのさっきは急かしてごめんなさい。旅がとても楽しみだったからつい」
そんな姿に……俺は。
『いや誰だってそんな事あるからいいよ(や ば い か わ い い)』
そんな雑念が頭に浮かぶ。
俺の頭の雑念に気がつかないのかその瞬間エインはパアーッと明るくなった。
和也『よく似合ってるね。』
エイン「///有難う和也お母さんの手作りなの」
正直男目の俺から見て目茶苦茶可愛いかった。
名前…【エイン】
武器…【アイアンナックル】
衣服…【ミランダ特製身軽な服】
腕…【アイアンバングル】
鎧…【身軽な鎧】
靴…【毛皮のブーツ】
アクセサリー…【ヘアバンドと母の首飾り】
といったところだ。
俺はあることに気がつく。
和也『ミランダさんは?』
エイン「2人の邪魔出来ないから行かないんだって」
和也『そうかじゃあ行くか』
エイン「ええ」
俺は下に降りミランダさんに別れを告げることにした。
和也『ミランダさん色々有難うございました。』
ミランダ「いいえ、くれぐれもエインをお願いします。少ないケド旅の資金に」
そう言い俺に財布を渡した。
『そんな悪いですよ』
ミランダ「いいのよ、エイン……和也君に迷惑かけちゃ駄目よ?それと貴方の家はここよ」
エイン「うん分かってるよお母さん有難ういってきます!」
ミランダ「いってらしゃい」
そんな言葉を背にし街を後にした
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