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俺は、夢から覚めた 夢の中の俺は、いつもより頼もしく男らしかった 俺は、夢の事が忘れられず 何気なく、一日を過ごし そしてまた、夢の中へ行く 幸いに、明日は休みだ 「ゆっくり、続きが見えるぞ」 1人つぶやいて、布団を被った 夢は、違う所から見えた 俺は、知夜と楽しくデートをしている 俺は、理由が分からなかった でも、似ているんだ… この雰囲気 今日、同じクラブの憧れの先輩が 付き合っていた彼氏に裏切られていて 彼氏の男友達に、囲まれている所を 助けだし、色々と付き合わせた所に 夢は終わる気配もなく、続いていく まるでドラマを見ているみたいに 素早く場面が変わるけど 俺には、解ったんだ 知夜と先輩は、同一人物で この不思議な夢は、俺の過去 そう、輪廻をする前の古い記憶 俺は、また繰り返しているんだ 変えなくちゃ 変えられる❗ 「変えてみせる‼」 俺は、ベットから飛び起きて叫んでいた だけど、続きが思い出せない 思い出そうとすると、遠ざかる記憶 もどかしさで、イラだってくる 俺は、気持ちを制御するのに、いっぱい、いっぱいだった
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