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今日は、休み 暇をつぶしている途中 一本のTELがなった 何気なく取ると、先輩だった 俺は、飛び起きて慌てて 正座をすると緊張をしてろくに話せなかった 内容は、デートの申し込みだ 俺は、TELを切ると早々に支度をして 家を出た 待ち合わせ場所に向かいながら 俺は、夢の続きを考えた この後の行動で未来が変わるからだ 考えがまとまった頃 先輩が来た 俺たちは、映画を見て食事をして 少し遊んでから、帰った 先輩を家まで送った時には 日はすっかり落ちていて真っ暗だった 別れ際に、俺は、先輩に抱き付いた 先輩は、俺を引き離して 「ありがとうそしておやすみなさい」 と、言うと家に入って行く 俺は、後ろ姿を見送ってから 家へと向かう その日の夜は、夢を見なかった 違う。 見れなかったんだ、未来が少し変わったから 幾度かの朝と夜が入れ替わったある日 久しぶりに夢を見れた その夢は、不吉だった 俺たちが別れ、友達と一緒になる夢 俺は、目覚めると汗でシーツが濡れていた 一目瞭然だ。 魘(ウナ)されていたのだから
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