プロローグ

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「只今もどったわー!!部長!私の厳正なる審査で新入部員つれてきたわよー!!」 ガラッと勢い良くどこかの教室のドアを開けた。 結局あの後ここまで連行されてしまった。 なら草むらに入る意味はなかったんじゃないのか?それに、俺は入ったつもりはないのだが。 「お帰りユウキちゃん。結構フツーな子連れてきたねー。ユウキちゃんにしては」 「ちゃん付けをやめなさい。セクハラよ。あと、私にしてはってななによ!!」 フツーな子って・・・。 俺があっけにとられて固まっていると、思い出したかのように部長と呼ばれたメガネの男子生徒が話しかけてきた。
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