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今日は真っすぐ家に帰ろう。
これ以上仕事をする気になどなれなかった。
「ただいま!」
「おかえり~♪」
ユメが玄関先まで迎えに来てくれた。
ニコニコした顔で今日あった学校での話しをしながらリビングへ連れていかれた。
「着替えて来るからちょっとだけ待っててね。」
早く続きを話したそうに少しだけ膨れた顔を背中に着替えに向かった。
カナが後について部屋に来る。
何か話したそうな顔をして。
おそらくカナも気付いているのだろう。
傷に痛みがあることを…
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