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「うむ。実に不安だが、必ずこの任務を終わらせるのじゃ」
所長がヤケに真剣なので、思わず唾を飲み込んだ。
「…任期は、…どれくらいなのでしょうか?」
「3年…、悪かったら、もっとじゃ」
一体、3年もかけて何をするのか不安になる。
「あのじゃな、魔法学園に入ってもらいたいのじゃ。良いか?」
「えぇ!?魔法学園?今さら、何でそんなとこに!そんなとこに3年も行くくらいなら、まだキツい任務の方が良いです!!」
冗談じゃない!!今さら学校に行って、基礎習っても意味ないじゃない!!
それくらいなら、実戦の方が、強くなれる。
「ちなみに、拒否権は…ありゃせんぞ」
フォッフォッと笑いながら言う所長。
ちっ!しょうがない…。
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