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佐田と久しぶりにメールをしてから一週間が経った
二日前に佐田から、
《三学期は学校行ける。三学期の終業式で転校だって》
というメールが来ていた
俺は今更気付いて慌てて返信した
返って来た返事は俺が想像してもいなかった内容だった
《うち二学期までって聞いてたから神山に気持ちを伝えれただけで嬉しかったんだ。だけど三学期までいいって言われて、最後の思い出を作りたいと思った。うち神山が好き。付き合ってくれませんか？》
俺はメールを何度も読み返した。
『付き合ってくれませんか？』
その文字が頭の中でグルグル回る。
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