盗難

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泣きそうな顔でホールスタッフに事情を説明され、インカムにてスタッフ全員及び役職者にICコインの紛失、盗難の報告一報が入ります スタッフは、万が一の事を考えて、台周辺やドル箱の中、床下、更にはユニットの隙間も調べICコインの行方を探します たまにユニットに入れたつもりがユニットの隙間を通って、台裏の還元機に向かうドブの中で発見される事もあります と同時に、事務所内では役職者によるICコインの捜索が行われます その時間帯に役職者が一人しかいない場合は、時間が掛かる作業も二人以上いれば意外と楽に出来ます ただ、盗難などのケースは比較的、スタッフが少ない時間帯に起こる事が多いのも、事実です やはり、盗難するにあたり出来る限り、その場(犯行の瞬間)は、客やスタッフに見られたくない実情があるのでしょう 話を戻して、今回のケースでは役職者が二人いたと考えます 一人が、被害にあったお客様と直接話しているスタッフとインカムでやりとりします 最後にICコインを使用、返却をした[時間や台番号]を聞き出し、この場合は500番台という可能性が一番高いですね? 役職者はユニットの集計端末機で該当する500番台のICコイン履歴を出しながら、インカムで更にいくらの紙幣を投入し、実際いくらぐらい使って残高がどのくらい残っているかスタッフにお客様に聞くよう指示します

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