歌【うた】

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カラオケで3時間過ごして、俺たちはカラオケ店を出て俺の言えに向かい、歩いていた 山『楽しかった~』 増『カナちゃん、本当に歌上手かったですね』 手『俺には敵わないけど…』 慶『うん、本当に上手かったね』 みんな、楽しそうに話してる 俺は、皆の輪から外れていた カナさんの涙… 気になって…仕方がなかった… 亮『シゲ、どうかしたんか?』 成『…錦戸君』 亮『さっきの…カナの涙か』 俺は、ビックリして錦戸君を見た 亮『他は気付いとらんみたいや。俺も、驚いたわ』 成『はい…。俺、あの涙が焼き付いて離れないんです』 亮『…シゲ』 錦戸君は、俺の肩をポンと叩いた 亮『なんかあったら、俺が相談のったる。…だから、独りで悩むなや』 成『ありがとうございます…』 俺達は、みんなの所に戻った この日を境に、【初恋】という曲は…特別な曲になった
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