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あたしは
自分が本当におかしいって
気づき始めた。
"過食"という言葉は聞いた事
ある‥程度で、まさか‥自分が
なるなんて夢にも
思っていなかった。
というか
みんなそうやって
戦っているのだろう。
朝
食べる事がやめられなくて
特に甘い物を無償に欲して
あたしはずっと食べ続けてた。
遅刻ギリギリまで。
だから学校には毎日‥
遅刻か遅刻でないか微妙な時間
に着くのが習慣になった。
そして毎日お腹がぱんぱんな
状態で学校に行く。
それは想像以上に
精神的にも 体力的にも
辛い事だった。
でも
まだ誰にも言えなかった‥。
食べれないならまだしも
食べすぎるなんて‥
絶対に言えない‥。
あたしはダイエットして
すごく細くなっていたから
みんなに
『もっと食べなよっ!』
って言われていた。
だからこんな事話しても
絶対気持ちなんか分かって
もらえない。
そう思った。
それに、毎日食べてる量を
話したら‥
引かれるって思った。
はんぱな量じゃ
なかったと思う。
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