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『一緒に食べようよ。』
『‥俺は‥いいや!』
『なんで~一人やだぁ~
食べようよっ(.3`)』
『‥ぢゃあ‥野菜のね!!』
‥彼氏は甘い物があまり
好きではなくて、誘っても
なかなか一緒に食べたりは
してくれなかった。
加えて彼はベジタリアンで
油っこい物や肉などは
あまり好きではなかった。
ダイエットしていた頃は
それが嬉しかったのだが‥
過食になってからは
これほど辛い事はなかった。
だって
彼よりあたしの方が
食べる物が男の子っぽいのだ。
あたしの回りの女のコ達は
結構食べ物に執着心があった。
だから彼氏が食べ物にあまり
執着しない事があたしの1つの
苦しみになった。
過食を理解されないだろう‥
そんな気がしてならなかった。
人間違って当たり前だし
しょうがない事なのは
ちゃんと分かってる。
だからこそこういう時に
もやもやした気持ちになる
自分が嫌で仕方なかった。
『早く食べよっ!!』
そんな気持ちを打ち消す様に
クレ-プを食べた。
食べてる時はあんまり
考えなくていいもんね‥。
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