(🎶)コンク-ル

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   そしてコンク-ルがあと  1週間後に迫ったある日。          あたしは決意した。    『コンクールに出るのは  無理だ‥やめよう‥。』      でも、この決定には本当に  長い時間を使って  たくさんの涙を流した。      部活を続けるかは分からない  けど‥コンクールはもう‥。      そして、この"コンクール"  という今、最大の重荷が  なくなれば過食が治るんじゃ  ないか‥そんな気がした。          そして‥先輩に伝えに行く日    やっぱり直接言わなきゃだめ  だと思い、先輩に話しがある  と伝え、他の教室で待ってて  もらった。      『もぐもぐもぐ‥‥。』      学校に行く1時間前。  あたしは緊張して、ずっと  クッキーを口にしていた。    自分の緊張をほぐす様に。          学校に着くと校門で友達が  待っていてくれた。    「久しぶりだね~!!」    そう言われるのも  無理はない。  夏休みに入ってからずっと  部活に行っていなかったから  ずっと会っていなかった。    部活の友達にこんなに長い間  会わないなんて初めて。      「あれ?メイクしてない?」    「うん‥できなかった‥。」    「そっか‥。そうだよね。  よく頑張ってきたね!!」    友達はそう言ってくれた。    緊張と泣いて目が腫れて  いるのでメイクなんて  する気にもならかった。      
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