小さな綻び

38/49
前へ
/432ページ
次へ
そうこうしてるうちに私のマンションの前に着いた 「まぁー、さっきの事は忘れてくれていいからさ、明日からまた普通通りに仲良くしてよ。 もちろんいつでも相談にも乗るからさ?」 そう言ってまた私の頭を撫でてくれた 「はい!送ってくれてありがとうございます。また明日」 「あぁ、またね。おやすみ~」 高橋さんは私をマンションまで送るとまた来た道を戻って行った こんな時間なのにわざわざ送って貰って悪かったなぁ なんて考えながら私は高橋さんの後ろ姿をしばらく眺めていた すぐ傍で二人の姿を目撃してる人物が居るとも気付かずに‥  
/432ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8877人が本棚に入れています
本棚に追加