シロツメクサ

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はたけばはたく程、汚れを増す制服。 『なんで。』 なんで黒くなるかな…。 「いいよ別に。」 と笑う潤。 「ていうかさ…花の制服まで真っ黒なってるよ。」 『む。』 こんな筈じゃなかったのに。 眉間にグっと皺が寄る。 「ね、花。」 とわたしの眉間の皺を親指でなぞる潤。 『なに。』 「好きだよ。」 『ん。』 知ってるよ。 「花は?」 わたしは… 『潤がいなくちゃ何もできない。』 「うん。」 わたしは潤がいなきゃ何もできない。 だけど そんな愛しそうな目しないで。 .
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