意識の狭間[狼]

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「誰だ!」 俺は、不安になりながらも足音のする方に叫んだ… 「キャッ!」 するとそこには、[杖]を持った巫女さんがいた… 「あ…ごめん驚かして…」 「びっくりしましたよー、もしかして貴方も結晶を探してるの?」 「え?じゃあ君も?」 どうやら彼女も同じ目的のようだ… 彼女と話しているうちにどうやら俺達の時代より昔から来たらしく同じ境遇で結晶を探しているみたいだ… 「へーその[杖]は、カードから出たのかー」 「そうなんですよー影に襲われた時にこの札が光ってそれで…」 「それで影は?」 「霧の様に消えました…でも手応え無かったです」
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