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「…I don't Know…」
それだけ言うと、スタッカーと顔を合わせようともせず黙々と作業を再開した。
「もー…ダンテまで…」
スタッカーは誰も助けてくれない為、しかたなく自分もドラムの調子を見ることにした。
「スタ兄ぃ!」
「っと!ミュート…ファインも」
跳んで来たミュートを抱き上げながら、近くに居たファインに声をかけた。
「大変そうねスタッカー」
心配してか、ファインが苦笑しながら話しかけた。
「リーダーがあれだからねぇ…」
「確かに…ま、それはともかく、今日のライブも頑張ってね」
「ばって!」
「ありがとう、二人共っ特別席用意しといたから、また楽しんでって」
嬉しそうに言うと、スタッカーはドラムのところへと戻って行った。
「さぁて、ミュート始まるまで遊んでよっか」
「うん!鬼ごっこしよー」
「よーし、負けないわょ!」
そういうと、早速二人は鬼ごっこを始めた。
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