誕生、そして俺の異変。

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11月02日、午前2:21分。 1つの命が世に出てきた瞬間、俺は高い声をあげて泣いていた。 産まれた時の記憶なんてない。だから母から聞いた。   俺はとにかく泣き虫だった。 母親がいなくなると、1人という心細さ、不安な気持ちが広がったのか、よく大泣きしていた。そして母親に抱かれると、落ち着いて眠った。
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