誕生、そして俺の異変。

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普通なら死んでいたはずなのだが、2歳の俺の柔らかい体のおかげで一命を取り留めた。 体は血だらけだった。 -------------------------- 何故俺が知っているかのように書けるか。それは殆ど母から聞いた話だから。 実は俺、交通事故の記憶は空白。 -------------------------- 気がつけば、病院。 母がいた。 心配そうな顔でこちらをみていたような...(覚えてません)。 祖父母は割れたガラスによる切り傷だけで済んだそうだ。 事故により頭を強打したらしく、そこで音を失ったのかもしれない。 結局、原因は不明なままである。
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