127人が本棚に入れています
本棚に追加
/197ページ
普通なら死んでいたはずなのだが、2歳の俺の柔らかい体のおかげで一命を取り留めた。
体は血だらけだった。
--------------------------
何故俺が知っているかのように書けるか。それは殆ど母から聞いた話だから。
実は俺、交通事故の記憶は空白。
--------------------------
気がつけば、病院。
母がいた。
心配そうな顔でこちらをみていたような...(覚えてません)。
祖父母は割れたガラスによる切り傷だけで済んだそうだ。
事故により頭を強打したらしく、そこで音を失ったのかもしれない。
結局、原因は不明なままである。
最初のコメントを投稿しよう!