-詩集-

3/4
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
ねぇ あたしは 生きてるのかな? それとも死んでいるのかな? それとも私というモノは 初めから命は もっていないのかな? えっ? どうしてそう 思うかって?? そりゃ あなた、 初めの頃は 子ども達が 笑顔で私を見て 笑顔で遊んでいたわ。 だけど いつのまにか 毎日だったそれは 一週間に一回 1ヶ月に一回 そぉして 日に日に 少なくなって きずいたら あたしは ひとりぼっち 子ども達は 私を見もしない。 いつのひか 暗い部屋に 入れられ 明かりをみることも なくなった。 ねぇ私は 生きてるの? 死んでるの? もともと 命なんてないの? ねぇ 教えて? 散々私の髪を 引っ張り 引っこ抜き 目をえぐり出し 服を破いて。 私を舐め噛んだ 子ども達? 教えて? ねぇ 散々遊んで いらなくなったら 暗い部屋に 閉じ込めて。 あれ? 違った あなた達子どもの せいで 目は両方 えぐり抜かれてたわね。 なら私は 今どこにいるんだろ? ねぇ、私は 生きてるの? 死んでるの? それとも 初めから 命なんてなかったの? ねぇ わたしは どおして 独り真っ暗な 音のない 世界にいるの? ぁあ、 そっかあなたたちが 指を耳にいれて 鼓膜を破ったんだった ねぇ、 今私は 生きてるの? 教えてよ? あたしを こんなボロボロにして 汚し壊した 子ども達… ねぇどうなの???? …聞こえないのよ!! 答えが!!!!! あなたたちのせいよ!! あなたが私を 私の目と耳を使い物にならなくしたから!!!!! 耳で聞くことも 目で読みとることも わたしはできないのよ… あたしは 生きてるか 死んでるか それとも もともと 命はないのか!!! ねぇ? 私はそれすら 知ることが できないのよ… …私はわたしを 簡単に捨てた あなた達を 許さない。 …永遠にね …永遠…に…… 絶対 …許さないわ。 ―――タイトル――― ―――『人形』――――
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!