98人が本棚に入れています
本棚に追加
…なのに、私は…
日に日に行動がおかしくなってきた……。
勿論、育児なんて出来やしない………。
何もかもを、聖ちゃんがこなしていた気がする……。
…子供達はそんな私を見て、よく泣いていた……。
…この私が………!
些細な事でカッとなり………
愛音のお尻を軽く蹴ってしまったのだ………。
「…うわぁーー!!!!!」
愛音は凄い勢いで泣き出した……。
つられて、怜音も泣き出した………。
…もぅ、五月蝿い……!!!!!
私は耳を塞いだ…。
その時、聖ちゃんが仕事から帰ってきた…。
愛音は…
「こーちゃん!おかぁさんがここ、蹴ったぁー…!!!」
泣きじゃくりながら訴えている。
相変わらず、怜音も泣き続けている……。
私は…
…部屋の片隅にしゃがみ込んだ。
聖ちゃんは哀しそうな顔で2人をあやしていた……。
そして、何も聞かずに、私の頭を撫でてくれた………。
…さすがに、聖ちゃんも……、
私がおかしい事には気付いていたはずだ……。
…何故…何故、この時に病院に行くとゆう事をしなかったのか………。
…今でも後悔しています………。
そうしていたら……
…貴方は今も……。
最初のコメントを投稿しよう!