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あの日から何もなかったように渚もいっちゃんも笑っている
それはそれで嬉しい
だけどなんだか私の心にはモヤモヤとした感情が残った
「ね~..暁ぁゆっきー」
「「何?」」
二人は同時に私を見た
「渚の将来の夢なにか知ってる?」
「私知らな~い」
ゆっきーは中学校に入学してからの友達だから当たり前か..
「建築士でしょ?」
「.....だよね」
暁も知ってる渚の夢
「それがどうかした?」
「ううん!なんでもないッ」
―――――なんで渚はあの時驚いたの?
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