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天使と天使は空にいました。
天使と天使は、高い高い空から人々を見ていました。
「エリア、君に年齢をどうこうする力なんてないだろう?そんな事、神様だって簡単に出来るかどうか分からないのに」
「うん、まあね」
「まあねって、もしあの時あの男が願ったらどうするつもりだったんだよ」
「彼は『幸せ』が何かを知ってたんだ。偶然出会った運命の人、元々年齢なんか全然気にしてなかったのさ」
「……そんな事言って、もし嘘が神様にバレたら怒られるぞ?」
「あ、僕はもう少しやる事があるから…神様にはリイラから言っておいてよ」
「いや、ちょっと……」
それだけ言うと、天使は『今日の終わり』に向かって飛び立っていきました。
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