634人が本棚に入れています
本棚に追加
/161ページ
「あ…ふぁ、んぅ」
公園の一角から甘い声がきこえる。
俺はその近くで腰をぬかし、甘い声のするほうをみている。
男同士が体を重ねているのがみえる。
その信じられない光景に絶句するが、体は正直なもので俺の自身が熱をもちはじめる。
腰をぬかしている俺はその場から立ち去ることができない。
自然に手が自身へとのびていく。
まぁ、男の生理現象だからしょうがない。と自分にいいきかせ、チャックをゆっくりおろす。
「あっ、ぅああぁっ!」
いままでよりも1番高く、甘い声が聞こえ、のばしていた手をひっこめてしまう。
暫くして、片方の男がこちらにやってくる。
もう1人の男は座りこんでいるようだ。
俺はこちらにやってくる人物をみて、再び絶句する。
「つ、角田?!」
最初のコメントを投稿しよう!