ラブストーリーは突然に!?4

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授業の始まる5分前には無事秋穂も登校。 「あんなやつのために貴重な欠席数使ってらんないわよ」とのことでした。 私の昨日の話をすると、クールな秋穂には珍しい大爆笑。 「あ、あたしやっぱ仙崎のことそんな嫌いじゃないかも……ぷっ……ククッ……まじ最高!」 「あのねぇ、こっちはまじなのよ」 「でもねぇ、あんたの行動無駄じゃなかったかもよ」 「え?」 「仙崎、教師や取り巻き達にあの変な命令やめさせたみたい」 「ま、まじで!?」 「うん。それとあんたを呼び出した不良の1人、信夫ってやつ。なんか停学かかって職員会議中だったみたい。けどそれも取り消しだって」 そうだったのか……。 だからあいつらあんなことを。 にしてもほんとに停学とかにできる権力持ってるのか、仙崎。 だけどほんと…… 「良かったぁ」 ほっと胸を撫で下ろす。 これで少しずつでも元の御堂に戻れるだろう。 そして私にも平穏が戻るだろう!! そう、私は本気で思っていた。 その日の放課後までは……。
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