ラブストーリーは突然に!?4

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突然、校舎中に私の名前が響いた。 スピーカー越しの馬鹿でかい声は、 校庭を 廊下を 教室を 校舎中をくまなく走り抜け、生徒達の耳に届く。 皆その声を辿り、一点に視界を集める。 私と秋穂もその例外ではなく、声の方に体を向けた。 そして、見つける。 屋上にいる1人の男。 醜く肥えたその体は間違なく―― 「仙崎!!?」
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