ラブストーリーは突然に!?4

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この騒ぎに生徒達が次々と校庭に集まってきた。 いつの間にか校庭は人だらけ。まさにテレビ番組のようだ。 この光景に気を良くした仙崎がふふんと鼻で笑う。腹立つなぁ。 しかし、ほんとに一体なんのつもりだろう。 「お前はーーっ!俺の本音を聞きたいと言ったなー!!今日は、全部話してやろうと思ってここに来たぁぁあ!!」 「おーーーっ!!」 今度はその場にいるほぼ全員が応える。 いや、乗んなくていいからそこ!! てかそのためだけになんでここまで大掛かりなことしてんのよ! だけど…… 「聞く価値、あるかもね」 隣で秋穂がニヤリと笑った。 私はただ黙って頷いた。
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