ラブストーリーは突然に!?4

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「本音をぶつけてくれたのは嬉しかった。自分のいいとこ、そんなに見てくれてた人がいるのも悪い気はしない」 なんだか照れるので、少しだけ俯いた。 だけどすぐにもう一度しっかりと屋上を見つめ、私は笑った。 仙崎に初めて笑顔を向けた気がする。 驚いた顔も不細工で、面白かった。 「付き合うのは無理だけど、友達くらいにならなってやってもいいかな」 その瞬間、誰が流したのか校内中のスピーカーからカーペンターズが流れた。 目を丸くしたまま固まった仙崎は、その音を聞きながら ゆっくりと、倒れた。
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